や、やっと家に帰れたぞ!
電車の中でによにしながら読んでいました。
とりあえず
・外場村調査報告書が静沙特集すぎる
・郁美さん家広っ!
・夏野は無事っぽい!(葬式がないから)
・入り浸ってる辰巳に吹く。
・気づかない尾崎先生もどうかと思う。
・フジリューのノリじゃなかったら完っ全に昼ドラな尾崎医院。
・広沢さんいいデザイン。すごくいい人っぽい!
・尾崎先生が完全に正気失ってる件
・室井さんが馬脚を現し始めた件
・六ヶ月ぶりに沙子が出たのが嬉しくてその辺オミットした
・沙子がかわいすぎるどうしよう。
・今まで原作フィルターありましたが、今回はフィルター解除してもすげーかわいいと思う。
・でもさすがにそのファッションはあっけに取られたよ!
・略画では目はまん丸塗りつぶしでオッケーらしい
・白目部分も眉もないデザインでどうしてこうも微妙な表情が描けるんだろう・・・
・まさかの郁美さん引き
言いたいことが山ほどあるけどでももうさすがにあした起きれなくなるので一旦終了。
そして以下は、原作のネタバレを含む感想です。
ネタバレ回避する人は開かないようにね!
考えながら、あんまり纏めずに書いているので
めっちゃ長い上に読みにくいよ!
実は原作ではずーっと夏野派で、4巻まで静信<敏夫だったんですよね私。
でも奥さんのアレが私の「それだけはカンベンして欲しかった」ツボを押してしまい、
それ以降はどーしても敏夫は一歩ひいた目で見てしまいます。
ホラーとしてあの展開はありだし正直すごく面白かったし、物語としてダメということではなく、
私は、彼にだけはそれをして欲しくなかった、その一線は越えて欲しくなかった。
私が屍鬼の起き上がり側をひいきして見てしまう分かれ目がそこだったんだと思います。
それまで正直「めんどくせー」と思っていた静信(酷い)の印象が変わりました。
というか、静信はずっと「何か」を懸念し続けていたように思えてたんですが
それが明確に形になって、やっと静信の感情を追うとっかかりが見つかったというか。
漫画版はその辺、尾崎がだいぶ感情的というか原作版の
あのえげつない英雄願望が緩和されて、復讐的要素が強くなっていて
原作の持ち味であるあの生々しさは失われそこに文句が出るのは当然だとは思いますが
シンプルで感情移入しやすくてすごく読みやすく、私は尾崎先生は漫画版の方が好きです。
ほんとにもうトラウマ。
ちょっと先走りましたが真に尾崎先生が怖いのはその辺からなんですが
今月号あたりの展開、私は室井さんが本当に恐ろしい。
室井さんって自分が本当は何をしたいのかがわからず、
「こういう状況であるから、こうでなければならない・こうあるべきだ、
つまり自分はこう思っているべきだ」と理屈でだけ考えて思い込み、
その建前と純粋な感情との摩擦で磨り減っていく人だと思っているんですが
こういう人って、対話の中で唐突に「純粋な感情」の方を理解してしまうその瞬間が恐ろしい。
建前が理路整然としていればしているほど、純粋な感情が突拍子もなくなる感じ。
人間、わからないものが一番恐ろしいと思うんですよね。
今月号、「お前が村が死に絶えてもいいのか」の糾弾を受けて、
それを是としてしまう瞬間の表情がまさにそれで
漫画を読みながらぞっとしました。
その表情を皮切りに、室井さんの表情がすごく恐ろしい。
沙子との対話がほとんど後姿なのも。
対して沙子はちょっとはしゃぎ気味で(かわいい!)表情がころころ変化して
それで最後にはあの笑顔というのがまた上手いなあ…と感心しました。
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